日本植物研究の歴史
小石川植物園300年の歩み
大場秀章 編
Hideaki Ohba
目 次
はじめに
カラー口絵・解説
日本の本草学の歩みと小石川薬園の歴史
本草学から植物学へ
小石川植物園前史
薬園から小石川植物園へ
植物学教室が小石川植物園にあった
精子発見とその意義
おし葉標本とハーバリウム
黎明期の日本植物研究
東京大学植物標本室に関係した人々
一、矢田部良吉
二、松村任三
三、大久保三郎およびその他の人々
四、牧野富太郎
五、早田文藏
六、中井猛之進
七、第二次世界大戦後の植物標本室
小石川植物園と分類学
小石川植物園と組織培養
植物園と系統保存事業
小石川植物園の一般への公開
ある部外者から見た植物園の機能
ディオスコリデスと植物園
植物園と植物の種多様性の維持−世界の植物園とその役割
植物園と研究・教育の未来像
[付録]
明治十四年小石川植物園日誌