印刷物はコンピュータがなくても読めるし、 コンピュータ画面では見られない精緻な印刷画像というメリットを持つ。 しかし、同時にそれは容量的にかさばり、 紙の利用という意味で環境的な問題をはらんでいる。 一方、CD-ROMは紙に比べ遥かに高い情報密度とインターネットに比べ 高速の情報アクセスというメリットを持つ。 確かにインターネットは回線接続が必要で、 公衆回線経由では特にアクセス速度が問題になる。 しかし、インターネットの先に広がるのは世界であり、 無限の容量とリアルタイムの内容更新という、 紙にもCD-ROMにもない大きなメリットを持っている。 このように、 印刷物とCD-ROMとインターネットは互いのデメリットを補う関係であり、 それらを組み合わせることによって、 従来の図録の枠を超えた 「場所と時間にオープン」な図録が可能になったのである。
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