銅鐸

銅鐸はいわゆるベル型の青銅器で、その起源は大陸製の小型類品にあったと推定されているが、大きさや形状、紋様構成などにみられる多くの特色は弥生時代の日本列島で独自に醸成された。

[編者注] 詳細は、デジタルミュージアム「東アジアの形態世界」の「銅鐸 (岡地船渡一号銅鐸) 」の項*を参照して下さい。*東京大学総合研究博物館データベースのサイト内に再構築されました。（2017年2月記）

高さ約35cm
所蔵：東京大学総合研究博物館人類先史部門

銅鐸を叩いた音

デジタルミュージアムでは、銅鐸のレプリカを作成しました。レプリカの銅鐸を軽く叩いて揺らせば、デジタル録音された本物の銅鐸の音が電子的に合成され、弥生時代の音が再現されます。このレプリカの音は、銅鐸と鹿のツノを用いて鳴らしたものです。


銅鐸	銅鐸を叩くのに利用した鹿のツノ

上の画像にある鹿のツノを銅鐸の中に麻の紐で吊し、鐸全体を揺らして音を鳴らした。

鹿の角で叩いた音を聞く：

AU 形式 (208 Kbyte)
AIFF 形式 (560 Kbyte)
WAV 形式 (560 Kbyte)

銅の棒で叩いた音を聞く:

AU 形式 (176 Kbyte)
AIFF 形式 (472 Kbyte)
WAV 形式 (472 Kbyte)

鹿の角で叩いた音を聞く：

AU 形式 (448 Kbyte)
AIFF 形式 (1216 Kbyte)
WAV 形式 (1216 Kbyte)

銅の棒で叩いた音を聞く:

AU 形式 (424 Kbyte)
AIFF 形式 (1168 Kbyte)
WAV 形式 (1168 Kbyte)

[編者注] この展示内容に関する最新情報や関連資料等は、随時、東京大学総合研究博物館のインターネットサーバ上の以下のアドレスで公開、提供していきます。