江戸時代にオランダ商館医として来日したシーボルトは、日本のあらゆる事象に関心を示し、証拠となる資料の収集、日本人との交流等を積極的に行った。シーボルトの著作や収集した資料は当時のヨーロッパの人々にも大きな影響を及ぼし、欧米における日本理解の礎となっている。
本公開講座はシーボルトの多方面にわたる活躍やシーボルトが及ぼした多方面への影響について最近の研究とその成果を紹介する。
総合研究博物館担当教官:大場秀章
Ouroboros 第15号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成13年10月19日
編集人:西秋良宏・佐々木猛智/発行人:高橋 進/発行所:東京大学総合研究博物館