月 日 | 時 程 | 内 容 | 講 師 |
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11月9日 (月) |
10:00〜12:00 | 牛馬入門 | 林 良博
東京大学大学院農学生命科学研究科教授 ;博物館長 |
13:00〜15:00 | 牛と馬の生物学 | 高槻成紀
東京大学総合研究博物館助教授 | |
15:30〜17:30 | 野生と家畜 | 松井 健
東京大学東洋文化研究所教授 | |
11月10日 (日) | 10:00〜12:00 | 牛馬の利用 | 原田信男
札幌大学女子短期大学部教授 |
13:00〜15:00 | 政治的動物としての牛馬 | 木下直之
東京大学総合研究博物館助教授 | |
15:30〜17:30 | 動物展示の可能性と限界 | 中川志郎
ミュージアムパーク茨城県自然博物館長 | |
11月11日 (火) |
10:00〜12:00 | 日本美術における牛馬の造形 | 河野元昭
東京大学大学院人文社会系研究科教授 |
13:00〜15:00 | デジタル・ミュージアム (牛馬はどのように展示可能か 2) |
坂村 健
東京大学総合研究博物館教授 | |
15:30〜17:30 | フリー・トーキング | 全員 |
本博物館では、先端的な研究成果や新着の未公開資料を学内外に広く公開する特別展示だけでなく、教育・研究に不可欠な基本資料をより長期にわたって公開するための常設展示も必要と考えています。その試みとして、平成10年3月2日から5月15日まで、アジア各地で東京大学関係者が収集した考古学・人類学関係の重要標本を展示しました。本年度は特別展示日程の都合上、比較的短期間の実施となりましたが、平成11年度以降には、より本格的な常設展示をおこなう予定でいます。
平成10年1月10日(土)から2月7日(土)まで「地球システム」(全5回、担当教官:歌田 實)、平成10年2月6日(金)から3月12日(木)まで「文明以前のオリエント」(全6回、担当教官:西秋良宏)の二つの公開講座をおこないました。受講者はそれぞれ42名と55名でした。平成10年度公開講座の予定は、本誌次号以降でお知らせいたします。
本博物館では、その業務に実質的に貢献した方々の功績をたたえ、あわせて末長い支援をお願いするために総合研究博物館終身学芸員の称号を設けることにしました。本年は新井良一(大学院理学系研究科元教授)、歌田 實(本学名誉教授)、大貫良夫(本学名誉教授)の3氏に、その称号を授与しました。
平成10年3月1日をもって研究部西野嘉章助教授が教授に、同3月16日に清水正明助手が助教授に昇任しました。同3月31日には歌田實教授が停年退官し、4月1日付けで大学院理学系研究科から田賀井篤平氏が教授に着任しました。また、同7月1日には清水正明助教授が富山大学教授に昇任し、大学院理学系研究科から諏訪 元氏が助教授に着任しました。事務部では異動によって中川孝雄事務主任、渡邊
亘事務官がそれぞれ大学院農学生命科学研究科・農学部会計主任、経理部へ転出し、4月1日より気候システム研究センターから保戸塚吉明事務主任、研究協力部から並木登美幸事務官が着任しています。
現在の博物館の専任スタッフは以下の通りです。
館長
林 良博(大学院農学生命科学研究科教授・動物解剖学)研究部
キュラトリアル・ワーク研究系教授 大場秀章(植物分類学) 助教授 高槻成紀(動物生態学) 助教授 諏訪 元(形態人類学) 助手 塚越 哲(動物分類学)博物資源開発研究系教授 田賀井篤平(バイオ鉱物学) 助教授 西秋良宏(先史考古学)博物情報メディア研究系教授 坂村 健(情報科学) 教授 西野嘉章(博物館工学) 助教授 木下尚之(近代日本文化史) 助手 森 洋久(展示情報システム学) 客員教授 セルジオ・カラトローニ(建築デザイン学)放射性炭素年代測定室
助手 吉田邦夫(年代学/考古化学)事務部
事務主任 保戸塚吉明庶務掛事務官 今村泰代 事務官 鎌田 徹 事務官 宮崎敏朗事務補佐員宮地良枝会計掛会計掛長 西澤明生 事務官 朝倉良夫 事務官 並木登美幸 事務補佐員 河島敏子
Ouroboros 第5号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成10年7月1日
編者:西秋良宏/発行者:林 良博/デザイン:坂村 健