平成15年度公開講座「シーボルトの21世紀」が10月27日(月)から31日(金)に開催されました。講師は獨協大学加藤僖重教授、本館田賀井篤平教授、大場秀章教授で、受講者は52名でした。この講座は同時に開催された特別展「シーボルトの21世紀」に関連して企画されたもので、シーボルトの文化貢献、コレクション、シーボルトとシーボルト・コレクション研究における21世紀の課題などについての講義が行われました。講座では展示物を前に具体的な説明を受けるなど、特別展との連動の長所を活かす試みも行われました。
企画立案ワークショップ「明治・大正・昭和初期新聞資料をどう扱うか?」
今回の専修コースは、総合研究博物館で見つかった昔の新聞を題材にした展覧会の企画立案を課題とするワークショップの形式で行われました。11月10日から14日にかけて、月・火の2日間6コマの館内外の専門家による講義と、4つのグループに分かれて行った週後半のワークショップ作業がおこなわれました。講師は本館職員のほか、春原昭彦(上智大学・名誉教授)、太田和彦(東北芸術工科大学・教授)、宮田昭男(株式会社丹青社公共空間事業部企画開発室長)の各氏でした。このコースを通じて、次の15名の受講者に修了証書が授与されました。
小口斉子(大阪芸術大学博物館)、吉井隆雄(光記念館)、喜久里淳(沖縄県平和祈念資料館)、飯田直樹(大阪歴史博物館)、徳永康彦(日本新聞博物館)、赤地緑(新座市立歴史民俗資料館)、倉持順一(多摩市教育委員会)、宮嵜順子(東京女子医科大学史料室)、田村栄作(長野県立歴史館)、関口かをり(日本銀行金融研究所)、鎮目良文(たばこと塩の博物館)、山下真由美(鳥取県立博物館)、砂田恵理(東京大学文学部象形文化研究拠点)、丹羽由香(丹青社)、西園記代子(丹青社)(順不同・敬称略)。
「シーボルトの21世紀」展では以下の方々のボランティア協力を頂きました。厚くお礼申し上げます。飯干ユミ、伊藤道子、鵜原一彦、大武佐奈恵、岡村幸子、沖川康子、兼中雪絵、神田理子、木全功子、國近尚三、熊谷昌子、黒田景子、小久保恭子、斉藤春江、斉藤庸子、坂井千里、佐藤和子、鈴木治雄、住田美和子、竹ノ内育子、冨森孝子、中島久美子、福田稔、渕上妙子、舩窪英子、古川万里、星佳子、堀井美喜雄、堀江千江子、松山薩男、馬渕恵子、三好史郎、森下研子、柚木陽子(順不同・敬称略)
事前に申込のあった主な来館者は次の方々です(平成15年10月4日〜12月7日)
岡山県岡山中学校、鳥取県立鳥取東高校、奈良県西大和学園高校、広島県三次高校、千葉県行徳公民館、埼玉県長野中学校PTA、営団地下鉄メトロ沿線ウォーキング、和歌山県東和中学校、駒沢大学博物館実習受講生、群馬県桐生高校、茨城県茨城工業高等専門学校、沖縄県球陽高校、東京都本郷台中学校、文部科学省大臣官房会計課一行、鹿児島県れいめい中学校、大分県臼杵高校、中国教育部代表団、ライデン大学植物学博物館長一行、滋賀県立琵琶湖博物館長、広島県福山葦陽高校、熊本大学施設部、文京生涯学習サークル連絡会、東京大学ホームカミングデイ。
Ouroboros 第23号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成16年1月15日
編集人:高槻成紀/発行人:高橋 進/発行所:東京大学総合研究博物館