図1 アファール猿人臼歯の三次元デジタル計測。左では三次元再構築データを斜め4方向から描写している。右上下には実際に計測された標本の対応する写真画像を示した。 |
図2 三次元計測の応用例。ヒト臼歯のエナメルと象牙表面の模型をマーカー球ごと計測し、球中心推定より双方の計測データを重ね合わせる。 |
図3 図2の方法によって得られたヒト臼歯エナメル質の三次元デジタル再構築。自在に厚さ、断面積、表面積、体積などの数量化が可能であり、エナメル質の厚さと食性適応に関する研究に役立てる。 |
(本館助教授/形態人類学)
Ouroboros 第7号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成10年12月9日
編者:西秋良宏/発行者:林 良博/デザイン:坂村 健