[The University Museum]

デジタルミュージアム展 展示内容


本図録は、「開かれた図録」である。 印刷物とCD-ROMとインターネットのハイブリッド —— それが本図録の真の姿である。

印刷物はコンピュータがなくても読めるし、 コンピュータ画面では見られない精緻な印刷画像というメリットを持つ。 しかし、同時にそれは容量的にかさばり、 紙の利用という意味で環境的な問題をはらんでいる。 一方、CD-ROMは紙に比べ遥かに高い情報密度とインターネットに比べ 高速の情報アクセスというメリットを持つ。 確かにインターネットは回線接続が必要で、 公衆回線経由では特にアクセス速度が問題になる。 しかし、インターネットの先に広がるのは世界であり、 無限の容量とリアルタイムの内容更新という、 紙にもCD-ROMにもない大きなメリットを持っている。 このように、 印刷物とCD-ROMとインターネットは互いのデメリットを補う関係であり、 それらを組み合わせることによって、 従来の図録の枠を超えた 「場所と時間にオープン」な図録が可能になったのである。

歌舞伎番付 ベトナム・バッコック村 雉橋集
パリ万博東大写真集 國華 大日本帝国憲法
法隆寺金堂壁画 心臓発生模型
金文 契丹文字 甲骨
雨月物語 開成学校開学式典
の錦絵
葛飾北斎 冨嶽三十六景
凱風快晴
隕石 シリコンからウェハまで 植物タイプ標本
薬用人参 仏頭 銅鐸
粘土水簸用大型壷 メソポタミア最古の壷
東京大学
総合研究博物館の本
東京大学コレクション


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