[The University Museum]

甲骨


甲骨文字

殷代 (大凡西暦前17〜11世紀)の後期において、 殷の王室において亀甲や牛骨を焼灼して、ひび割れを生じせしめ、 それによって吉凶を卜し、国事を定めた。 その後、何を卜占したか、ならびにその結果を刻したものが、 いわゆる甲骨文字である。 文字は、明らかに漢字の祖型で、今日知られる最古の漢字である。

(松丸 道雄)

[甲骨の画像] [拓の画像]
甲骨と拓 (1)

[甲骨の画像] [拓の画像]
甲骨と拓 (2)

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甲骨と拓 (3)

[甲骨の画像] [拓の画像]
甲骨と拓 (4)

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甲骨と拓 (5)

[甲骨の画像] [拓の画像]
甲骨と拓 (6)


[殷武丁期刻辞牛肩胛骨の画像]
殷武丁期刻辞牛肩胛骨

時代 殷王朝第22代王・武丁期 (紀元前14世紀頃)
出土地 中国、河南省安陽市小屯村殷代遺址
(いわゆる「殷墟」)
大きさ 縦21.0cm、横15.7cm
所蔵 昭和61年、京都の某氏より購入
旧蔵者の入手経路は不明
東京大学東洋文化研究所

[編者注] 詳細は、デジタルミュージアム 「 東アジアの形態世界」の 「殷武丁期刻辞牛肩胛骨」の項を参照して下さい。


[編者注] この展示内容に関する最新情報や関連資料等は、随時、 東京大学総合研究博物館のインターネットサーバ上の 以下のアドレスで公開、提供していきます。

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