目次 秋季特別展 研究部から 資料部から 年代測定室から コレクション 案内

平成8年度「公開講座」


「江戸時代の植物学」

開講期間:平成8年11月13日(水)〜12月18日(水)
毎水曜日15:00〜17:00(6回12時間)
受講料:5700円
定員:50名
募集期間:今年度の申し込みは締め切りました。

近代植物学は明治時代に西欧からの移入によって誕生しました。一方、それに先立つ江戸時代には、薬草を研究することを目的とした本草学の中で植物学の研究も進められていました。本草学の隆盛は日本の近代植物学にも大きな影響を及ぼしました。マルチメディアを用い多くの資料を眺めながら、江戸時代の植物学の世界を探っていきます。

「ネアンデルタール人骨を掘る」

イスラエル、カフゼー洞窟出土の埋葬人骨
開講期間:平成9年1月23日(木)〜2月27日(木)
毎木曜日15:00〜17:00(6回12時間)
受講料:5700円
定員:50名
募集期間:平成8年12月9日(月)〜平成9年1月6日(月)

1987年以来、西アジアの巨大洞窟“デデリエ”で続けられている発掘の経過を紹介しながら、われわれ現代人の直接の祖先とされる新人の出現と前後して忽然と姿を消すといわれるネアンデルタール人とは何か、どのような生活、どのような姿・かたちをしていたのか。最新の調査結果をもってネアンデルタール人とわれわれとの関係を探っていきます。

「地球の内部と地球の外部」

開講期間:平成9年2月1日(土)〜3月1日(土)
毎土曜日13:00〜17:00(5回20時間)
受講料:6700円
定員:60名
募集期間:平成9年1月6日(月)〜平成9年1月24日(金)

地球が宇宙の歴史や構造と深く関わりあっていることは直感的にはなかなかわかり難いと思います。しかし、地球内部の物質と地球外の星などの物質によく似た点があることなどは隕石の研究などから明らかにされています。われわれの地球と宇宙の関係について、最新の研究成果を易しく解説します。また、ふだん身近に触れている物質、たとえば、変成岩やダイヤモンドなどが、地下深部の状態を知る鍵になっていることを解きあかしてみます。

受講申込:往復ハガキに講座名・氏名・住所・電話/FAX番号・年齢・職業を記入してお申し込み下さい。

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Ouroboros 第2号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成8年11月30日
編者:西秋良宏/発行者:林 良博/デザイン:坂村 健