ヴァージョンアップを続けながら3回にわたって継続してきた標記展示が2001年6月29日に終了しました。ご協力いただきました各位・各機関に厚く御礼申し上げます。次回常設展示の内容は現在企画中です。
旧館部分の常設展示と平行して新館ホールでおこなった標記展示が終了しました(2001年4月16日〜6月29日)。期間中の入館記帳者は4447名でした(関連記事・展示レビュー参照)。
「縄文とパリ——考古学者中谷治宇二郎の記録」(2001年1月15日〜3月30日)、「石と金属の飾り物——前方後円墳時代の装飾品」(同4月9日〜6月29日)の二つの新規収蔵品展が終了しました(関連記事・展示レビュー参照)。
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Yoshihiro Nishiaki and Toshio Matsutani (eds.) (2001)
Tell Kosak Shamali - The Archaeological Investigations on the
Upper Euphrates, Syria. Vol. 1 Chalcolithic Architecture and the
Earlier Prehistoric Remains
また次の標本資料報告(Material Reports)を刊行しました。
田賀井篤平・豊 遥秋・明光美樹子(2001)『東京大学総合研究博物館所蔵鉱物標本目録第4部 硫酸塩鉱物、燐酸塩鉱物、砒酸塩鉱物、バナジン酸塩鉱物』標本資料報告第42号(Tokuhei Tagai, Michiaki Bunno & Mikiko Akemitsu: Catalogue of
mineral specimens in the University Museum, the University of
Tokyo, Part 4. Sulfate, Phosphate, Arsenate, Vanadate minerals.
Material Reports No. 42)
田賀井篤平・豊 遥秋・明光美樹子(2001)『東京大学総合研究博物館所蔵鉱物標本目録第1部 珪酸塩鉱物』標本資料報告第43号(Tokuhei Tagai, Michiaki Bunno & Mikiko Akemitsu: Catalogue of
mineral specimens in the University Museum, the University of
Tokyo, Part 1.Silicate minerals. Material Reports No. 43)
秋山 忍・大場秀章(2001)『東京大学総合研究博物館所蔵植物タイプ標本目録 第8部スミレ科』標本資料報告第44号(Shinobu Akiyama & Hideaki Ohba: Catalogue of the type specimens
preserved in the Herbarium, Department of Botany, the University
Museum, the University of Tokyo, Part 8. Violaceae. Material Reports
No. 44)
清水晶子・大場秀章(2001)『東京大学総合研究博物館所蔵植物タイプ標本目録 第9部カエデ科』標本資料報告第45号(Akiko Shimizu & Hideaki Ohba: Catalogue of the type specimens
preserved in the Herbarium, Department of Botany, the University
Museum, the University of Tokyo, Part 9. Aceraceae. Material Reports
No. 45)
事前に申し込みのあった主な来館者は次の方々です(平成13年1月10日〜6月20日)。中国大学教職員訪日代表団、タイ教育技術研究者、東大教育学部附属中学校、市立青森大学上谷教授他、中国教育部行政官等代表団、文部科学省吉川学術機関長他、自民党林義郎代議士、佐々木総長他、仙台市立袋原中学校、文化庁会計室長他、韓国延世大学法務院長他、韓国女性開発院・国立女性会館、お茶の水女子大付属小学校、文化服装学園、韓国ソウル大学院長他。
(平成13年4月1日現在)
平成13年3月31日に研究部シュテファン・シュタイングレーバー客員教授の任期が満了しました。今後はイタリアのドイツ考古学研究所に戻って古典考古学の研究を続けられます。5月1日には小石川分館担当として、藤尾直史助手が着任しました。藤尾助手は建築史関係の研究のほか開館準備が進む小石川分館の運営業務にもあたる予定です。
また改組によって4月1日から事務部が研究協力部研究協力課に統合されました。これにともない博物館には、庶務掛と会計掛にかわってあらたに博物館情報掛と公開事業掛が設けられました。博物館情報掛には砂子田美代子掛長、遠藤隆弘掛員、公開事業掛には楠 英二掛長、磯山勉主任が着任しています。旧会計掛の斉藤正巳掛長は経理部主計課総務掛長、並木登美幸掛員は工学部学術協力課情報管理掛員、旧庶務掛の大橋正浩主任は柏地区合同事務部庶務課共同利用掛主任に、それぞれ配置換えとなりました。
現在の博物館の専任スタッフは以下の通りです。
高橋 進(大学院法学政治学研究科
教授・政治外交史)
キュラトリアル・ワーク研究系
教授 大場秀章(植物分類学)
助教授 高槻成紀(動物生態学)
助教授 諏訪 元(形態人類学)
助手 佐々木猛智(動物分類学)
博物資源開発研究系
教授 田賀井篤平(バイオ鉱物学)
助教授 西秋良宏(先史考古学)
博物情報メディア研究系
教授 西野嘉章(博物館工学)
助手 鵜坂智則(情報科学)
放射性炭素年代測定室
助手 吉田邦夫(年代学/考古化学)
小石川分館
助手 藤尾直史(建築史学)
博物館総務主任 片岡 最
博物館情報掛
掛長 砂子田美代子
事務官 遠藤隆弘
事務官 木下香織
事務官 柳川圭介
技術補佐員 伊藤尚子
公開事業掛
掛長 楠 英二
事務主任 磯山 勉
事務官 佐藤真理子
事務補佐員 石田裕美
Ouroboros 第14号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成13年7月13日
編集人:西秋良宏/発行人:高橋 進/発行所:東京大学総合研究博物館