我々のまわりにはコピーがあふれかえっています。文献複写はもちろん、写真やデジタルデータ、名画や骨董の贋作、大量生産の機械部品、さらには遺伝子によって再生産される生命から鉱物の自己複製にいたるまで。コピーは現代世界を読み解くキーワードの一つとさえ言えます。本展はコピー(偽)の意味と効用を見つめ直し、同時に、それと対照的と思われがちなオリジナル(真)という概念がいかに曖昧かを問いかける試みです。
		

			
1996年に資料館から生まれ変わって以来、本館は博物館業務へのデジタル技術導入を積極的に推進してきました。既に数万点にのぼる収蔵標本・資料群がデジタル化され、巨大なアーカイブが構築されています。本展示は5年間にわたるこのデジタルミュージアム・プロジェクトの総括をめざすもので、コンピュータを利用した新しい人類の知的遺産の蓄積・表現・発信手段を提案します。
		

			
「植物—博物館の華にさせるには?」
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今回の専修コースでは、このような意義を担う植物を題材とし、併せてその展示を考える「植物−博物館の華にさせるには?」を開催します。
		
| 平成13年度「学芸員専修コース」日程 | 
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会場:東京大学総合研究博物館ミューズホール他
		
対象:博物館、美術館、資料館、埋蔵文化財センター等施設の専門職員で、学芸員資格取得者もしくは学芸員としての業務に直接携わる者。
		
募集人員:30名
		
募集期間:平成13年7月2日(月)〜平成13年7月31日(火)郵送必着。
		
受講料:8800円
		
応募方法:次の書類を郵送すること(申し込みは郵送に限る)。
		イ.所定の受講申込書(必要事項を記入すること)
		ロ. 所定の所属機関長の推薦同意書
		ハ.返信用封筒(宛名を記入し、80円切手を貼付のこと)
		
応募先:
		東京大学総合研究博物館「学芸員専修コース」実施委員会
		〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
		電話:03-5841-2802、2803
		FAX:03-5841-8451
		
選考結果の通知:
		東京大学総合研究博物館「学芸員専修コース」実施委員会において選考のうえ受講の可否を決定し、9月中旬までに各応募者に通知する。
		
その他:
		・受講者には授業に関するレポートを提出して頂きます。
		・全日程終了後、受講者には「学芸員専修コース修了証書」が授与されます。
		・宿泊場所は受講者が各自で手配して下さい。
		
講義内容等については都合により多少変更になることもあります。

海国日本は海洋生物の多様性に恵まれ、我々は様々な海産物を食材として利用してきました。豊かな自然の恵みを最大限に活かした「寿司」は、日本が世界に誇る最高の食文化です。しかし一方で、近年の日本の水産資源は環境破壊や乱獲により深刻な打撃を受け、水産物の4割は輸入によってまかなわれている状態です。
		今回の公開講座では、寿司ネタとして利用される生物の多様性、生態、分布、鑑定法の基礎知識を得るだけでなく、21世紀の地球環境の重要性についても理解を深めていただきたいと思います。
		
実施期間:平成13年10月12日〜11月9日の毎金曜日(全5回)
		
時間:15:00〜17:00
		
会場:東京大学総合研究博物館講義室
		
対象:資格を問いません。
		
募集人員:60名
		
募集期間:平成13年8月1日(水)〜平成13年8月31日(金)必着
		
受講料:5800円
		
申込方法:往復はがきを用い、往信はがき部分に(1)講座名、(2)郵便番号・住所・氏名、(3)電話番号、(4)年齢、(5)職業を書き、返信はがきの宛名部分 に返信先の郵便番号・住所・氏名を記入し、上記募集期間内にお申し込みください。受講料の納入方法については返信はがきにてお知らせします。なお、応募者が定員を越えた場合は抽選とさせて頂きます。
		
申込先:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学総合研究博物館事務室 公開講座担当 宛
		
		
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Ouroboros 第14号
			東京大学総合研究博物館ニュース
			発行日:平成13年7月13日
			編集人:西秋良宏/発行人:高橋 進/発行所:東京大学総合研究博物館