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特別展示「生命の科学展」終了

東京大学医科学研究所(共催)、英国大使館(協賛)の協力をえて7月2日からおこなった「生命の科学展」が、8月9日をもって終了しました。この展示は、近年とくに専門性が増し一般の理解が追いつかなくなりつつある最先端の生命科学について、一般の人々に興味をもってもらうことを目的して開催しました。展示の一部を構成したウエルカム・トラスト財団制作のインタラクティブな人体展示は、「英国祭UK98」の一部として実現したものです。期間中の入館記帳者は、英国王室、英国大使など英国の要人をふくむ総数7324名に達し、盛況のうちに終了することができました。また、期間中7月2日には理化学研究所、マンチェスター大学などの研究者を招いた「生命の科学シンポジウム」を安田講堂で開催しました。これにも多数の出席者を得ることができました。

展示開催にあたってご協力いただいた関係各位には厚く御礼申し上げます。特に展示解説を担当下さったボランティアの方々には、御芳名を記し、特に御礼申し上げる次第です(順不同、敬称略)。 飯干ユミ、伊藤道子、鵜原一彦、川村忠良、神田理子、木全功子、小久保恭子、斉藤栄子、斉藤春江、坂井千里、佐野眞弓、鈴木治雄、住田美和子、中島久美子、星 佳子、堀井美喜雄、堀江千江子、本田壽子、馬淵恵子、柚木陽子。 なお展示図録「生命の科学」(坂村 健編)は株式会社ATCを通じて入手できます。

博物館教職員

(平成10年10月1日現在)

平成10年9月30日をもって研究部セルジオ・カラトローニ客員教授が退職し、かわって同10月16日にシュテファン・シュタイングレーバー氏が着任いたします。カラトローニ(元)客員教授は東京大学創立120周年記念展など本館がかかわる展示のデザインを担当し、斬新な展示空間の創出に功績をあげられました。シュタイングレーバー客員教授は文学部美術史学科からの転任で、地中海地域の古典考古学を専門とされています。

訂正
本誌第5号(平成10年7月1日発行)16ページの博物館教職員紹介の項に「木下尚之」とあるのは「木下直之」の誤りです。お詫びして訂正いたします。

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Ouroboros 第6号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成10年10月1日
編者:西秋良宏/発行者:林 良博/デザイン:坂村 健