開催期間:平成14年9月21日(土)
〜11月4日(月)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)土日祝日開館、月曜閉館
場所:東京大学総合研究博物館一階展示ホール
貝類は熱帯から極域まで、あるいは高山から深海に至るまで地球上のあらゆる環境に 適応した生物です。「貝の博物誌」展では、世界中の様々な地域から集められた収蔵 標本を公開し、貝類の適応進化、生活様式の多様性、形と機能の関係、人類と貝類の 関係、について紹介します。
1. 平成14年度研修の趣旨及び内容
企画展示は博物館関係者の主たる業務の一つです。いかに独創的で刺激的な展示企画を立案し、効果的な展示手法を導入するかに頭を悩ませている学芸員は少なくありません。このワークショップは、異なる発想と経験をもつ参加者が実際の展示を共同制作し、関係するアイデアやノウハウにつき意見交換しようとするものです。それによって魅力的な展示を構築するための手がかりを得ることを目的とします。
本年度は、南太平洋各地で採集された石器、骨器など考古民族学資料を展示の材料にします。20世紀を生きた石器時代人の知恵と技術、彼らの生態,その史的意義が伝わるようなミニ展示を組み立て、総合研究博物館の一室で一般公開します(第10回新規収蔵品展)。
プログラムは2日間の講義と3日間の実習で構成されます。最終日には出来上がった展示につき、一般来館者とともに評価する予定です。
2. 実施期間及び場所
期間:平成14年11月11日(月)〜15日(金)
場所:東京大学総合研究博物館第一演習室
(〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1)
3. 担当教官
西秋良宏(東京大学総合研究博物館・助教授)
4. 募集人員
15名
Ouroboros 第18号
東京大学総合研究博物館ニュース
発行日:平成14年7月23日
編集人:高槻成紀/発行人:高橋 進/発行所:東京大学総合研究博物館