人体の内部を見る
白い大理石のミケランジェロのダビデ像に基づいたトルソの実物大の彫刻に、模型の目、耳の内部、胃の中が組み込まれている。見学者は3つの異なる医療用の検査器具を使ってのぞき「検査」することができる。
耳と目を検査する
以下の2つの器具は医師によって日常的に使われている。また、専門器具でもあり、使い方が難しく感じられるかもしれないが、注意深く扱えば、うまく見ることができるだろう。オトスコープ(耳を検査する器具)を耳に入れ、接眼レンズを通してのぞくとピンクがかった外耳管の端の灰色の鼓膜を見つけることができる。オプサルモスコープ(目を検査する器具)を模型の目に当て、眼底の血管と視神経がはじまる黄色い円盤状組織を見つけることができる。人体の内部を見てみる
内視鏡は診断、外科的な道具として使われている。体の中を開いて見なくても、外科医はフレキシブルな光ファィバーを使って、内部を見ることができる。また、組織のサンプルを取り出したり、手術もできる。この内視鏡は模型の胃に挿入され、胃の内側のひだを見ることができる。
オトスコープ オプサルモスコープ