藤島亥治郎コレクション
写真箱
写真箱は、藤島亥治郎氏によって撮影、収集された文化財の写真を中心とした紙資料である。具体的には、建築や遺跡の調査・保存整備の記録、また、それらに関連する遺物・作例の資料で、写真、図面、スケッチ、拓本、地図、地図、拓本、調査時のメモ、原稿、絵葉書、講義や学会などの資料、記事のスクラップなどが40×32×5センチの紙製の箱に収められている。これら資料の収集時期は、ほぼ20世紀全体におよぶ。
この写真箱は藤島亥治郎氏によって、関連する国・地域ごとの箱にまとめられ、日本、東洋、西洋に分けられている。写真箱に含まれる資料の整理番号は、「PH」の記号からはじめる。
写真箱内の資料は、関連する遺跡や地区ごとなどに紙製のフォルダーにまとめられており、資料は、主に台紙に1~複数枚が添付された状態で保管されている。この他、封筒やビニール袋にまとめた状態や、資料単体で保管されるものもある。これら資料は藤島亥治郎氏による分類を残すため、当館で整理を行うにあたり、資料の並べ替えは行わないこととした。