小石川分館
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藤島亥治郎コレクション
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藤島亥治郎コレクション
図面箱
凡例
- 図面箱の内容は、藤島亥治郎によって作成、または収集された図面を中心とした紙資料である。資料は、その内容と寄贈以前の保管状況をもとに、日本、朝鮮半島、建築設計図、その他に分けることができる。図面箱に含まれる資料の整理番号は、「DR」の記号からはじめる。
- 資料は、関連する地域や遺跡ごとに、1から複数枚がまとめて、筒状に丸められて保管されていた。これを資料群とする。資料の裏面には、資料群名、または各資料の内容を表す名称が記入されているものがある。ただし、一つの資料群の中に関連のない資料が含まれていることや、関連する資料が、別の資料群に分けて保管されていることもあり、資料裏面の記入名称と、そこに含まれる各資料の内容は必ず一致するものではない。当館で整理を行うにあたり、藤島亥治郎氏による分類を残すことから、資料の並べ替えは行わないこととした。
- 朝鮮半島に関連する資料群は、さらに「朝鮮Ⅰ」、「朝鮮Ⅱ」と書かれた包みに梱包されたものと、資料群のままで管理されていたものがある。朝鮮半島の建築および遺跡の資料を公開するにあたり、当館において以下の通り整理番号をつける。寄贈者が保管していた状況を尊重し、2つの包みと、個別に管理された資料群(その他)に、「KR1」(=朝鮮Ⅰ)、「KR2」(=朝鮮Ⅱ)、「KR3」(=その他)の記号をつける。この記号の中で、資料群ごとに1番から番号をふりわけ、さらに資料一点ごとに枝番号を付ける。
- 各資料の項目は、上記の整理番号と、資料名称、作成者、作成時期、サイズ、種類、記録方法、分類、国・地域、所在地、時代、資料群名、記載事項(1~3)、備考、更新歴とした。「資料群名」、「記載事項1~3」は資料に記載された情報である。「資料群名」は、資料の裏面に記入された内容、「記載事項1~3」は資料の表題や書込みなど資料に基づく情報である。資料名称は、「記載事項1~3」、「資料群名」を基にして作成した。
- 時代区分は、楽浪・高句麗・百済・加耶・新羅・三国・統一新羅・高麗・朝鮮・近代・現代とした。三国は、4~7世紀頃で、加耶・高句麗・百済・新羅での区分ができないもの、近代は、1897年~1945年まで、現代は、1946年以降とする。学術的な観点とデータベースでの検索の利便性から、中国の王朝を併記する資料もある。
- 国・地域の韓国・朝鮮は、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国を指す。所在地は資料記載の情報を基にした。ただし、現在の行政区分に基づく地名に改めている。所在地の情報は、特別市、直轄市、広域市、道+市(あるいは郡)までを基本とする。また、特別市、直轄市、広域市は、「市」と略記した。区、郡、邑、面などは必要に応じて加える。
- 各資料の項目の内、当館で調べた情報は[ ]に括り記入する。
- 英語、韓国語は当館にて併記する。