プロジェクトの説明
このプロジェクトは、実験用エネルギー源の水素ガスを使用する低エネルギー建築である。この建物では水素燃料電池を使って電力が供給され、さらに水や熱も水素と酸素の化合を調節することで生成されている。この建物は、オーストリアのOMV精油所を訪れる一般の人々のために、広報活動用教育施設として使われている。建物の内部は半透明のスクリーンで二つのゾーンに分かれ、そのスクリーンにはコンピューターアニメーションビデオやスライドが映し出されている。この後部にある映写の機械装置は、台の上に載っていて、映写機を素早く自由に移動して、ここが展示スペースとしても使用できるように工夫されている。
スクリーンの後ろには建物の機械装置が並び、スクリーン後方の照明のスイッチを入れると、スクリーンが透明になって、建物の実験用エネルギー装置が、観客に見えるようになる。
この建物はアート・コンピューター・シミュレーション・ソフトウェアを使って、天体のような形に設計され、一年中遮光装置と光電池が配置されている。建物の北のファサードの形は、高速道路を走る車の動きを参考に作られた。急いで走っている時でも、道路から建物の内部がはっきり見えるように、外壁が取り払われている。この影響は、その場所で大きな働きをする力に反応するフレキシブル・スケルトン・システム(柔軟骨格構作システム)構築を通して表面化した。
Perspective View front
Northeast with SitePerspective View front
Northwest with SitePerspective View front
Southeast with Site
Roof Plan Longitudal Section
Sun and Shadow Studies of an A-frame shaped primitive reacting as a whole to the impact of the sun which is simulated as a deforming force system. Studies of Controlling Geometry Systems which are attached to the simulation of the automaobile movement on the highway situated north of the site, in order to study patterns of alignment towards the observer movement along the same highway.
Sun and Shadow Studies in topview with site information Controlling Geometry with attached L-frame structure for studying surface generations sweeping the whole motion over time. Portrait of Surface Sweeps by using lines attached to the same controlling geometry generating a surface as a continuous sweep.
1) Site Plan 2) Roof Plan 3) Plan View 4) Cross Section 5) Cross Section 6) Longitudal Section 7) North Facade 8) South Facade 9) East and West Facade 10) 11) 10, 11, 12) Systematic Drawings for Evaluation of Unfolded Surfaces and Structures