[The University Museum]

銅鐸


銅鐸はいわゆるベル型の青銅器で、 その起源は大陸製の小型類品にあったと推定されているが、 大きさや形状、紋様構成などにみられる多くの特色は 弥生時代の日本列島で独自に醸成された。

[岡地舟渡一号銅鐸の画像]
銅鐸 (岡地舟渡一号銅鐸)

大きさ 高さ 56.6cm
時代 弥生時代
出土地 静岡県引佐郡細江町岡地舟渡
所蔵 東京大学総合研究博物館 人類先史部門

[編者注] 詳細は、デジタルミュージアム 「 東アジアの形態世界」の 「 銅鐸 (岡地船渡一号銅鐸) 」の項を参照して下さい。

[銅鐸の画像]
銅鐸

[銅鐸の画像]
銅鐸

高さ 約35cm
所蔵:東京大学総合研究博物館 人類先史部門


銅鐸を叩いた音

デジタルミュージアムでは、銅鐸の レプリカを作成しました。 レプリカの銅鐸を軽く叩いて揺らせば、 デジタル録音された本物の銅鐸の音が電子的に合成され、 弥生時代の音が再現されます。 このレプリカの音は、銅鐸と鹿のツノを用いて鳴らしたものです。

[銅鐸のレプリカを叩いている様子の画像]
銅鐸のレプリカを叩いている様子

銅鐸1

[銅鐸の画像] [鹿のツノの画像]
銅鐸 銅鐸を叩くのに
利用した鹿のツノ

上の画像にある鹿のツノを銅鐸の中に麻の紐で吊し、 鐸全体を揺らして音を鳴らした。

鹿の角で叩いた音を聞く:
銅の棒で叩いた音を聞く:

銅鐸2

[岡地舟渡一号銅鐸の画像]
銅鐸 (岡地舟渡一号銅鐸)
鹿の角で叩いた音を聞く:
銅の棒で叩いた音を聞く:


[編者注] この展示内容に関する最新情報や関連資料等は、随時、 東京大学総合研究博物館のインターネットサーバ上の 以下のアドレスで公開、提供していきます。

https://www.um.u-tokyo.ac.jp/DM_CD/DM_CONT/DOTAKU/HOME.HTM


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