関野貞コレクション
写真
このデータベースは、関野貞コレクションのなかの写真に関する目録と画像データである。朝鮮半島が主となるが、日本、中国も含めて整理が済んだ写真を順次公開する。
写真は朝鮮半島の古蹟、風景、風俗が多く、鶏卵紙や印画紙にガラス乾板から密着紙焼されたものや大きく引伸ばされたもので、関野貞が撮影したものも含まれる。
時代は青銅器時代の石器から近代の風景に及ぶ。まとまりのあるものとして、高句麗の壁画古墳、百済の公州・扶餘の古墳、新羅の慶州の古墳、統一新羅の王陵、高麗の王陵、朝鮮の寺院などの木造建築物、近代の都市・農村風景があり、文化財以外にも人々の風俗を知ることもできる。
凡例
- *箱‐番が1つの資料のまとまりであるが、これは総合研究博物館に入ってから新たに番号を付けた。
- *写真裏面、台紙に書かれた名称を資料名に記入する。
- *写真に名称が書かれていないものは、資料名に[ ]を付けて記入する。ただし、名称が書かれていない写真でも、文献等により資料名が確認されたものは[ ]を付けない。
- *国名の韓国朝鮮は、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国をいう。
- *韓国朝鮮の時代区分は、青銅器、楽浪、高句麗、百済、新羅、加耶、統一新羅、高麗、朝鮮、近代とする。近代は1910年の朝鮮総督府からとするが、関野貞は1902年と1909年にも大韓帝国を訪れているので、この時の風景などの写真は近代に入れる。風景写真は撮影の正確な年代が不明のためである。