『本郷キャンパスの百年』
色絵中皿
九谷、17世紀後半
附属病院新中央診療棟地区出土、遺跡調査室蔵
大きさは口径18.0cm、底径9.1cm、高さ3.8cmを測る。文様は見込みに牡丹文、
外側に雲形渦巻文が描かれ、底裏には二重角枠内に角幅が描かれている。
「古九谷」は現在まで大聖寺藩内の九谷村で焼成されていたと考えられていたが、
最近の肥前の窯跡の調査によって、肥前産との考え方が有力になっている。
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