地史古生物部門
クランツ化石標本
Ichthyosaurus platyodon (Conybeare)
( 東京大学総合研究博物館 地史古生物部門所蔵 )
クランツ石膏模型
産地 : 独ヴュルテンベルグ地方メッツイゲン
層準・時代 : 黒ジュラポシドニア頁岩、
ジュラ紀前期トアルシアン世(約190Ma)
大型の魚竜の頭骨標本。
長く伸びた吻、魚を捕らえるのに適した歯列、
眼を輪状に囲む骨膜環 (眼球を水圧から守る機能があったとされている) が
よく観察される。
鼻孔はイルカと同様に頭頂部に開く。
宮城県志津川地方のほぼ同時期の地層に類似した頭骨が出ている。
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