[The University Museum]

『本郷キャンパスの百年』


附属図書館計画案
正面図 (その1) (縮尺200分の1)
内田祥三自筆、内田美禰氏蔵

大震災による被害のうち最大の打撃となったのは図書館が多年にわたり 集積してきた蔵書の焼失であった。震災後、図書館の復興と図書の収集が 計画されていたとき、アメリカ合衆国のロックフェラー J.D.Rockfeller Jr. により 400万円の寄付が申し込まれた。 この資金による図書館計画案が内田祥三によって立案されたが、 図書館機能を重視する図書館長姉崎正治と本郷キャンパス全体構想との 整合性を唱える内田祥三との間には激論が展開された。 大正15年1月着工、昭和3年12月竣工。

[附属図書館計画案正面図 (その1) (縮尺200分の1)内田祥三自筆、内田美禰氏蔵の画像]

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