東京大学構内遺跡出土品

発掘された遊び/人形

17世紀後半ほか
医学部付属病院病棟地点 SK03

土人形ははじめ願い事や縁起物として、また節句飾りとして作られた。種類も多く人物・動物・架空の動物などがある。江戸時代の初めは、西行・天神・恵比寿・大黒・猿など民間信仰的で種類も少ない。江戸の半ば頃から種類も多くなり、当時流行した風俗なども作られた。当時の商人の逞しさや民衆の遊び心、子どもの無事を願う親の心が人形にみえる。人形は子どもから大人まで多くの人々に愛され各地で作られた。

[人形]

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