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第三部

建築のアヴァンギャルド


安田家寄付東京帝国大学大講堂

安田家寄付東京帝国大学大講堂
安田家寄付東京帝国大学大講堂

安田家寄付東京帝国大学大講堂は大正11年12月着工、同14年6月竣工。鉄筋コンクリート造四階建、ドーム屋根鉄骨、塔屋八階の建物は基本設計を大講堂建築実行部建築掛長(兼任)内田祥三が行い、実施案は営繕課技師岸田日出刀の設計が採用された。内田のゴシック様式に岸田の表現主義的なデザインを加味している。昭和40年代には大学紛争で占拠され荒廃したが、平成6(1994)年に修復が完成。平成8年12月には第1回の登録有形文化財として登録されている。


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