朱漆塗櫛 後谷遺跡(埼玉県桶川市) 縄文時代晩期


頭部の形態は異なるが、作り方はもう1点の櫛と同じである。なお、ベンガラ漆とは漆にベンガラ(赤色酸化鉄)を混ぜたもので、朱漆とは漆に朱(赤色硫化水銀)を混ぜたものである。いずれも赤色漆として、すでに縄文時代から使用されている。


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