粟津湖底遺跡第3貝塚の調査


貝塚を構成する貝は琵琶湖特産のセタシジミである。調査の当初は、川に流された貝殻が再堆積したもので自然堆積という説もあったが、土器や人骨が出土するにしたがって遺跡と認識されるようになった。もちろん,一部分は再堆積と思われる部分はあったが、縄文時代中期の堆積であることは出土した土器から明らかであった。


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