岩崎灌園(1786〜1842)

本草図譜という日本で最初の植物図鑑を著わした。小石川から遠くない今の御徒町に住んでいた、幕府徒侍であった。自宅の庭に各地で採取した植物を植えていたが、間に合わず小石川植物園にもほど誓い後楽園近くの火除け地を借り受け栽培に利用していたほどだが、小石川薬園に出向いた形跡はない。