東京大学構内遺跡出土品

やきものの編年/18世紀中葉

18世紀中葉
医学部付属病院中央診療棟地点ほか E22-1ほか

肥前産ほか。肥前系磁器に青磁染付がみられるようになる。いわゆる初期伊万里の中にも青磁染付はみられるが、それとは区別されるものである。塩壷は板作形成のものに加えて、ロクロ形成のものがみられるようになる。刻印には「泉湊伊織」泉州麻生」「大極上壷塩」「播磨大極上」などがある。また刻印のないものもロクロ成形製品の中にはみられるようになる。

[18世紀中葉の陶磁器]

<<戻る>>