13—蹴鞠掲立像







医学部附属病院病棟建設地点、SK03・D三層、土製、京都産、高さ8.9×幅5.7、17世紀末。蹴鞠(けまり)とは沓(くつ)で革製の鞠を地面に落とさないように高く蹴り上げる遊びである。7世紀に書かれた『日本書紀』に「打鞠」(だぎく)して登場している。11世紀には蹴鞠道ができた。初めは貴族の遊びであったが、江戸時代には庶民の問でも行われるようになった(安芸毬子)。(U)