12—能舞台







医学部教育研究棟地点、17世紀前半。本郷邸には能舞台は表御殿と藩主の居住する中奥と二つあった。江戸時代、能は大名にとって式楽として必須の教養となり、公式なイベントなどには必ず演能が催された。写真の能舞台は、中奥にあり、家族での観賞や大名自身の練習など、プライベートな性格の舞台であったと推定されている(堀内秀樹)。