資料は大きく分けて、
東アジア各地の資料は、大貫助教授によるオロス貝塚資料の再検討、 谷豊信氏による楽浪土城址の再検討、 北九州や北陸における大陸からの搬入土器の同定などに利用されている。 上記のように第二次大戦後、日本の考古学者が東アジア大陸において 発掘調査を行うことが不可能になったため、 再入手不能な貴重な資料となった。 学外博物館からの借用展示希望がもっとも多い資料でもある。
北海道の資料に関して、 北海道は本州以南に稲作が伝わり弥生文化に移行しても狩猟採集文化である 続縄文文化が継続し、さらに擦文文化、オホーツク文化、アイヌ文化など 内地の日本とはまったく異なる歴史の歩みをたどった。 このような独特の文化の展開過程を解明した 諸研究の基準になった資料であり、 現在も藤本教授、宇田川教授、熊木助手らによる研究が進められている。
『楽浪』、『楽浪土城址の調査』、『楽浪土城址の調査 (継続) 』、 『牧羊城』、『東京城』、『元上都』、『邯鄲』、 『遼陽発見の漢代墳墓』、『曲阜魯城の遺跡』
『オホーツク海沿岸・知床半島の遺跡 (上・下) 』、『常呂』、 『トコロチャシ南尾根遺跡』、『岐阜第三遺跡』、 『ライトコロ川口遺跡』、『栄浦第一遺跡』、『ライトコロ右岸遺跡』
『向ヶ岡貝塚』、『安孫子古墳群』、 『甲斐黒川金山遺跡調査報告』など
観音像 (中尊と両脇侍) | 観音像 (両脇侍) |
出土地 | 朝鮮 平壌(?) |
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時代 | 十一世紀初頭 |
大きさ | 高さ(中尊) 67.5cm 高さ(両脇侍) 37.6cm |
金銅造 | |
所蔵 | 福井武二郎氏旧蔵 文学部考古学研究室・列品室 |
詳細は、デジタルミュージアム
「東アジアの形態世界」の
「観音像」の項を参照して下さい。
出土地 | 中国 山西省天龍山石窟 |
---|---|
時代 | 八世紀初頭 |
大きさ | 高さ20.5cm |
石造 | |
所蔵 | 文学部考古学研究室・列品室 |
詳細は、デジタルミュージアム
「東アジアの形態世界」の
「菩薩頭部」の項を参照して下さい。
大きさ : W 36.7cm、出土地 : 渤海東京城
大きさ : W 35.5cm、出土地 : 渤海東京城
展示品目名 | 大きさ | 出土地 |
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樹木文半瓦当 | W 16.0cm | 曲阜魯城 |
方せん(注)片 | W 22.0cm | 曲阜魯城 |
獣文瓦当 | W 13.0cm | 曲阜魯城 |
獣文瓦当 | W 12.0cm | 曲阜魯城 |
方柱状のせん(注) (4体) | H 9〜6.5cm | 曲阜魯城 |
軒平瓦 (3体) | W 15.5〜17.0cm | 曲阜魯城 |
蕨手文瓦当 (4体) | R 16.0cm | 曲阜魯城 |
樹木文瓦 (3体) | R 16.5〜15.0cm | 曲阜魯城 |
方せん(注) | W 37.0cm | 曲阜魯城 |
幾何文方せん(注) | W 36.0cm | 曲阜魯城 |
出土一括土器 | H 6.5cm、R 14.5cm | ホリンゴール土城 |
出土一括土器 | H 7.5cm、R 19.2cm | ホリンゴール土城 |
出土一括土器 | H 11.5cm、R 11.5cm | ホリンゴール土城 |
出土一括土器 | H 10.5cm、R 10.5cm | ホリンゴール土城 |
出土一括土器 | H 24.0cm、R 22.0cm | ホリンゴール土城 |
蓮華文瓦当 | R 15.0cm | ホリンゴール土城 |
蕨手文半瓦当(3体) | R 13.5cm〜18.5cm | 臨し斉城 |
樹木文半瓦当 | R 16.0cm | 臨し斉城 |
縄蓆文瓦頭 | R 14.8cm | 邯鄲趙王城 |
縄蓆文瓦頭 | W 19.5cm | 邯鄲趙王城 |
素文瓦頭 | R 12cm | 邯鄲趙王城 |
四葉走獣文瓦頭 (複製) | 邯鄲趙王城 | |
縄蓆文丸瓦 | H 36.0cm | 邯鄲趙王城 |
石製獅子頭 | W 36.7cm | 渤海東京城 |
石製獅子頭 | W 35.5cm | 渤海東京城 |
緑釉軒丸瓦 | R 12.0cm | 渤海東京城 |
金堂仏 | H 9.4cm | 渤海東京城 |
青銅製騎馬人物像 | H 5.2cm | 渤海東京城 |
せん(注)仏座像 (6体) | H 6.5cm〜10.0cm | 渤海東京城 |
せん(注)仏立像 (6体) | H 10.6cm〜11.0cm | 渤海東京城 |
石製獣形器足 | L 9cm | 渤海東京城 |
鉄製扉樞 | H 12cm | 渤海東京城 |
鉄製扉樞 | H 11.5cm | 渤海東京城 |
鉄製風鐸 | R 10.6cm | 渤海東京城 |
銅馬 | L 4.3 cm | 渤海東京城 |
緑釉蓮弁柱座 | W 20.0cm | 渤海東京城 |
緑釉蓮弁柱座 | W 11.0cm | 渤海東京城 |
蓮華文瓦頭 (3体) | R 16.0cm | 渤海東京城 |
軒平瓦 | W 32.0cm | 渤海東京城 |
軒丸瓦 | W 36.0cm | 渤海東京城 |
緑釉鬼瓦 | W 43.0cm, H 34.0cm | 渤海東京城 |
華文方せん(注) | W 35.5cm | 渤海東京城 |
華文方せん(注) | W 22.0cm | 渤海東京城 |
縄蓆文方せん(注) | W 40.0cm | 渤海東京城 |
唐草文長方せん(注) | W 21.0cm | 渤海東京城 |
唐草文長方せん(注) | W 15.0cm | 渤海東京城 |
蓮華文瓦頭 (軒丸瓦) (4体) | W 36.0cm | 渤海東京城 |
石仏頭部 | H 10.2cm | 渤海半拉城 |
石仏頭部 | H 14.0cm | 渤海半拉城 |
石仏 | W 13.4cm | 渤海半拉城 |
石仏 | W 15.0cm | 渤海半拉城 |
瓦頭 (軒丸瓦) | R 14.0cm | 渤海半拉城 |
(せん) は補助漢字で、 ほとんどのブラウザで表示することができませんので、仮名表記にしました。
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