東京大学総合研究博物館。

展示予定。


開館記念特別展。

歴史の文字─記載・活字・活版。

開催期間は 1996年9月9日(月)から10月13日(日)までです。
開館時間は 午前10時から午後5時までです。入館は午後4時30分までです。
休館日は   月曜日です。
本展は総合研究博物館の開館を記念して、日本における文字記載を取り上げ、その歴史を、「古代の銘文付鉄剣」から「明治庶民の荷札」まで、産業科学史と社会文化史の両面から通覧しようとするものです。館内には国内に残されている希少な初期金属活字の大半が集い、また、三百万本を超える鉛活字や大型輪転機でもって、消え行く「活版印刷所」の仕事場を再現、さらには超高精細画像処理などのデジタル技術とマルチメディア館内ランの実験も同時に行います。展示と並行して、学内外の専門家三十人以上の論文を結集した学術的図録が刊行されます。

秋季特別展。

日本植物研究の歴史をさかのぼる:
小石川植物園三百年の歩み。

開催期間は 1996年11月12日(火)から12月20日(日)までです。
開館時間は 午前10時から午後5時までです。入館は午後4時30分までです。
休館日は   月曜日です。
本展は本学附属小石川植物園に植えられていたイチョウの木で精子が発見されて百年目に当たる本年、近代植物学が開かれて間もない日本でのこの世界的な大発見を記念するものです。日本では明治期に近代植物学が移入されるに先立って薬草を研究する本草学が発達し、その枠組みの中で植物の研究が進みます。小石川植物園の歴史は1684年に幕府が設けた薬草園にさかのぼり、植物園の三百年の歩みとともに日本での植物学の過去・現在・未来をたどってみます。

講演会「日本の植物:その特色を探る」
1996年11月17日(日)

冬季特別展。

デジタル・ミュージアム。

開催期間は 1997年1月21日(火)から2月28日(金)までです。
開館時間は 午前10時から午後5時までです。入館は午後4時30分までです。
休館日は   月曜日と1月17日から19日と2月24日から26日です。
博物館がコンピュータ技術の発達により大きく変わろうとしています。デジタル技術は今までの時間的、空間的制約を解放し、しかも、あらゆる人に対して博物館を解放します。今日の博物館では利用が困難な人々、視聴覚障害者には音声で、聴覚障害者には文字で知識を提供します。新しいデジタル技術を駆使した実験的な展示を通し、未来の博物館像をみせます。

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