「西洋医学の印可」




洋方医とはすなわち蘭方医である、とする日本では、オランダ医学に絶大な信頼を置いていた。

安政4(1857)年に来日したオランダ海軍軍医ポンペは、幕府伝習生松本良順を通じて、系統立った西洋式医学教育を根付かせるのに貢献した。ドイツの医育制度に範を仰いだ大学東校(明治2年12月)では、教養課程、基礎医学、臨床医学の三科制が採られ、総数100人程度の学生を対象とする選良教育がなされた。



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