9—伊万里染付大皿
御殿下記念館地点、678号遺構、有田山辺田窯産、17世紀後半。同じ遺構からは、一尺以上の大皿が多数検出された。これらの多くは17世紀中葉に大皿を中心に生産していた有田の山辺田窯の製品である。大皿は武家の宴の中で普及した器具であると推定されている(堀内秀樹)。(U)