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第四部

知の開放


医学系研究科

ウサギの耳のコールタールによる人工癌

癌への挑戦
「ウサギの耳のコールタールによる人工癌」

病理学者、山極勝三郎がウサギの耳にコールタールを塗ることで作成した人工癌(1915)。アゾ色素経口投与により作成した人工肝癌がある(1936、佐々木隆興、吉田富三)。胃癌の早期発見に使われている胃カメラは東大分院外科とオリンパス光学により世界で初めて開発され(1949)世界中に普及している。佐藤靖雄による患者のQOLを重視した三者併用療法(1972)は現在も各科へ発展している。抗癌剤のブレオマイシンが梅沢浜夫によって開発された(1962)。現在は癌研究に分子生物学の手法をとりいれさらに多くの成果があがっている。


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