地史古生物部門
クランツ化石標本
Archaeopteryx lithographica (Meyer)
( 東京大学総合研究博物館 地史古生物部門所蔵 )
クランツ石膏模型
産地 : 独バイエルン地方アイヒシュタット
層準・時代 : 白ジュラ石版石石灰岩、
ジュラ紀後期キンメリッジアン〜チトニアン世 (約150Ma)
始祖鳥として知られるあまりにも有名な化石。
今までに5個体が産出しているが、1877年に発見されたこのベルリン標本が
最も完全である。
前肢の爪、長い尾骨、歯など爬虫類の特徴を多分に残しながら
鳥類特有の羽毛を持つ。
高次分類群の間のミッシングリンクを埋めるきわめて貴重な化石である。
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