荷札の歴史(2)


吊り下げ型看板 表(赤)
吊り下げ型看板 裏(青)

吊下型荷札広告 [大正]
表面赤、裏面群青で荷札の形をデザインして表には東洋一の川口荷札販賣店、 裏面には御家 庭用荷札壹袋金拾錢と入っている。

吊り下げ型荷札見本ボード

吊下型荷札見本 [大正]
上には東洋一の川口荷札、右には品質精良價格低廉出荷迅速、左に壹ケ年製造 力四億八千萬 枚、下に川口荷札株式会社製、中央に壹袋金拾錢と文字が入り、 6枚の荷札を配してそれぞれ の枚数と価格が記されている。一年間に4億8 千万枚の荷札生産であると一年365日にしても 一日13万枚以上の生産となる。 実際、昭和11年代では一日100万枚、昭和40年代でも一日30万 枚の製造をした という。

袋荷札
袋荷札と荷札見本
袋荷札
袋荷札
袋荷札
袋荷札 小型

袋荷札 [大正]
これは見本用として他の荷札と一緒になっているものである。袋荷札は歳弘松 人発案とされ、 袋の中に納品書、送状などが入れられて、荷札の役目もなす 当時としては画期的発案で実用新 案特許の製品であるが、大正4年(1915) 北海道・札幌の業者が模造し、特許権侵害で告訴。 この記事は岩手毎日新聞 に掲載された。

大正10年6月1日荷札業組合協定改正運送店専用 川口荷札特価表

ホウロウ看板
ホウロウ看板

ホウロウ看板 [大正〜昭和]
物資の輸送に欠かせなかった荷札は、雑貨店、文房具店などで販売した。その 広告に店頭掲 示したもの。

木炭関係化粧荷札各種


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