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昆虫標本データベース

 東京大学総合研究博物館には、約50万頭の昆虫標本や5千点以上の昆虫書籍等が収蔵されています。その代表的なものには、日本の昆虫学発祥の地・同大学農学部から移管された国内最古の昆虫標本、明治〜大正期の佐々木忠次郎教授や三宅恒方博士由来のタイプ標本などを含む昆虫コレクションを筆頭に、セミ博士として著名な加藤正世博士、東京産昆虫類を多数収集した須田孫七氏、アジア産チョウ類の権威・五十嵐邁博士など、多くのコレクションが挙げられます。特に鱗翅目や半翅目、長翅目、甲虫目、膜翅目、蜻蛉目、さらに昆虫病原菌類の第一級資料は学術的に極めて重要で、多くのタイプ標本や希少な昆虫標本が含まれています。そのために国内だけでなく欧米やアジア諸国の各地の研究機関から収蔵標本の調査依頼を受けるなど、この資料を基とした研究や公開発信は世界的にも強い要請があります。
 現在、同博物館ではこれらの貴重なコレクションをデータベース化して、出版物やウェブ上に公開発信する計画が進められています。これらの標本情報を活用することで、分類学や形態学、生物地理学、保全生物学などの様々な自然史分野や郷土資料学などの研究にも貢献し、幅広く研究活動や教育普及活動に寄与することを考えています。(矢後勝也)

更新情報

  • 2017. 2.16.
    岸田泰則コレクション・昆虫目録1(鞘翅目:ホソカミキリムシ科・カミキリムシ科)を公開しました。
  • 2016. 6. 9.
    五十嵐邁コレクション・昆虫目録4(鱗翅目:シジミチョウ科・シジミタテハ科)を公開しました。
  • 2015. 4. 2.
    五十嵐邁コレクション・昆虫目録3(鱗翅目・セセリチョウ科)を公開しました。
  • 2015. 2.16.
    加藤正世コレクション・昆虫目録2(鱗翅目・チョウ亜目)を公開しました。
  • 2015. 2.16.
    加藤正世コレクション・昆虫目録1(膜翅目)を公開しました。
  • 2014. 4.14.
    老田正夫コレクション・昆虫目録を公開しました。
  • 2013. 8.26.
    五十嵐邁コレクション・昆虫目録2(鱗翅目:シロチョウ科)を公開しました。
  • 2013. 4.15.
    白石浩次郎コレクション・昆虫目録(蜻蛉目)を公開しました。
  • 2013. 2. 7.
    江田茂コレクション・昆虫目録1(鱗翅目:チョウ亜目)を公開しました。
  • 2012.11.12.
    五十嵐邁コレクション・昆虫目録1(鱗翅目:アゲハチョウ科)を公開しました。
  • 2011.12. 1.
    加藤正世コレクション・昆虫病原菌目録を公開しました。